人間関係016:誰の責任なの?~私がちゃんと知っているからね001
★私がちゃんと知ってるからね・・
自分のやってることなんて、つまらないことだと感じる時もあるかもしれません。
だれもが、自己評価MAX!でばかり生きられない!
でも、つまらないことばかりと思っている日常を、
新鮮でワクワクやりがいに満ちた日常に変えることだって 。。。
また今日もこれをやるのか、と思ってスタートしないで、
今日もこんなにやれることがいろいろあるのを見直してみましょう。
今日はあれもこれもやりたいが、どれからやろうかと選べることのうれしさを感じてみましょう。
いきなり難しいことに取り組んだり、完璧にやろうなどとは思わないことです。
なんなら、普段毎日やっていることを、今日はちょっとだけ工夫して、
「昨日とは違うなにかを見つけてみよう」ということからスタートしてもいいでしょう。
完璧にではなく、自分のベストを尽くせばいいと考える。
成果のよしあしではなく、どれだけ自分がいっぱい生きたかを振り返って見る。
他人からの評価ではなく、あなたがあなた自身を評価しご褒美をあげましょう。
「私がちゃんと知ってるからね・・そっとそしてやさしく自分に言ってあげました」
ちゃんと知っているから
http://www.gokuraku-net.org/snow/kibunn-tyanto1.htm
MS(多発牲硬化症)という難病と戦って最後まで一生懸命自分を生きた「すのうさん」のブログから
「snow letter 」
「自分で出来ることは自分でしましょう」私の事よく知らないから言われました。
知らないんだからそう言っても仕方ないけど。
でもこう見えても私、ちゃんとやってるんだから・・
そうでなかったら今頃もっと体力なくて歩いたり、笑ったりしてないと思います。
皆自分に今何が一番大切かちゃんと知っています。
人に言われる前に自分で自分に嫌っていうほど言ってあげてると思います。
「自分でできることは自分でしましょう」って言われた時、あまり体力がなくて上手に歩けなかったけど、とりあえず自分で出来ることは自分でしようって決めていたし、そうしてたのです。
こんなに一生懸命歩いているのに、誰の手も借りてないのに。
がんばってる人にむかって、「自分で出来ることは自分でしましょう」って言わないでほしい。
それともそう言ったってことはなまけてるように見えたのかな。
雪絵が今日までどうやって生きてきたか、私がちゃんと知ってるからね・・
そっとそしてやさしく自分に言ってあげました
★誰の責任なの?
ペパーミント・パティ:
あのね、チャック...
学校がはじまったその日に
校長室によばれたの...
それってあなたのせいよ、チャック
チャーリー・ブラウン:
えっボクのせいだって?
ボクのせいにどうしてなるんだい?
どうしていつも、何でもかんでも
ボクのせいだっていうの?
パティ:
あなた、私の友達でしょ
そうじゃない、チャック?
パティ:
あなたはもっといい影響を
私に与えてくれるべき
だったのよ!
自分を責めてしまう傾向が強い人がいます。
またその裏返しで、自分の欠点を認めるのが怖いので、誰かの犠牲者になってしまおうと考える場合もあります。
「誰の責任なの?」というのは、第3者が客観的に判断すれば結論は出るかも知れませんが、それで納得する人もいれば、信じ難く感じる人もいるわけです。
それに対する反応の仕方は1つや2つでは捉えられないでしょう。
◆完璧な正しさを追求する人は、他の人以上に正しさを主張したり、自己弁護しようとします。
◆正義を主張するのは同じですが、自分の力を主張することに関心がある人もいます。
◆他の人の反応が何よりも大事な人は、正しさよりも他の人に合わせることが優先され、自分を見失うこともあります。
◆誰の責任かの追求よりも、自分のユニークさをアピールすることに関心が強い人もいます。
◆責任の所在は自分では確信していても、他の人に主張したくない人もいる一方で、自分の判断に自信が持てなくて主張できない人もいます。
◆責任の所在なんかどうでもいいから、もっと楽しいことを考えようよと言う人もいます。
◆責任の所在の追求よりも、もめごとをさけ、穏やかに終わらせることに関心が向いている人もいます。
そして、このような関心の方向の違いに加えて、その人の現在の自己を肯定する度合いが高いか低いかでも、その現れ方が変わってくるのです。
ここで理解すべきなのは、誰が一番正しいかと言うことではなく、次の点でしょう。
・自分の正しさは多分に自分のとらわれに引きずられたものであること。
・他のタイプの人の正しさのありかたは、自分には見えにくいものであること。
相手の行動が理解できないとき、その人の主張は非常に理不尽なものに思えるものです。
しかしこのような様々なタイプがあることを理解すれば、相手がなぜそれを主張するのか、あるいはしないのかということも見えてくるわけです。
その結果、他人への不必要な怒りを感じなくても済むかもしれません。
そして、それと平行して自分の偏りというのも意識できるようにもなるのです。
★他人に変わって欲しいと思う時、自分の方を振り返ってみよう
他の人に「変わって欲しいなあ」と思っているとき、実は自分が変わりたいと思いながらできずにいる部分を、相手に反映していることがあるものです。
たしかに、自分にはできているのに相手が変わってくれないから、期待するという場合もあるでしょうが、実は自分自身への期待を相手の中に見ているということも意外と多いものです。
このように自分の特性を他人の中に見ることを、心理学では投射(投影)と呼びますが、投射から自分を知るためのワークを少し見てみましょう。
◇自分が嫌っている人を思い浮かべてみる。
・この人を嫌いなのはどの点だろう?
その嫌いな点とは自分の中に存在するだろうか?
実は自分でもその特性を持っているという可能性は?
・この人に似た人を他にも知っているだろうか?
その人たちも自分は嫌っているだろうか?
・このような嫌いな特徴を持っている自分を想像して、自分がそのような行動をしている様子を思い浮かべてみる。
どんな気がするだろうか?
もしかすると、嫌っているけれど、実は自分にも同じ特性があるかもしれないと感じるかもしれない。
・人のやっているのを見て気にさわる行動を、自分もまねてやってみる。
ピンとこなかったら、そのしぐさを大げさに誇張してみる。
◇自分が賞賛している人を思い浮かべてみる。
こちらも、上の例を参考にしてやってみてください。
もしかすると、自分があこがれている人の特性を自分が持っていることを発見するかもしれません。
さて、本題に戻りますが、誰かに変わってほしいと感じる点について、自分自身を振り返って見てください。
そして、それが実は自分も変わりたいと思いながらできずにいることだと気がついたら、ぜひ自分の方が変わることを考えてみてください。
たしかに自分を変えるというのも、言葉で言うほど簡単なことではありません。
しかし、他の人については、自分のコントロールでで直接変えることはできません。
自分の方は変えられても、こちらは不可能と思った方がいいでしょう。
相手次第で自分ではどうにもできないことを願うのは、もどかしく、イライラするものです。
ところが、「自分を変える」という方なら自分の決心次第でできるのです。
それによって、相手次第の世界から、自分でどのようにも出来る世界へ切り替えられるのです。
ですから「相手が変わるべき」と決めつけていたのをやめて、自分が変わることを考えて見るのは、実に実りの多い試みです。
今まで「相手が変わってくれさえすれば」と思って先送りにしていたことこそ、実は自分を変えたいと思っていたことなのかもしれないのです。
自分で変わりたいと思っていることを、他の人から指摘されるのはいやなものです。
たとえば、子どもが自分で気がついて何とかしたいと気にしているのに、なかなか行動化できないでいらだっているとします。
そんなとき、親からそれを指摘されると、頭ではわかっていても、反発して意地でもやらないとへそを曲げてしまうかもしれませんね。
同じように自分でわかっていながら、実行できないでいることは、なかなか正面から認めたくないのです。
そんなときに、誰かの中にその特性を見つけたりすると、自分のことだとは気づかずに、「あの人は変わった方がいいね」と思ってしまうのです。
他人を変えることは、自分が変わるよりも何倍も大変な試みです。
そして、もし自分の投射として他人を変えようとしているのなら、たとえうまくいったとしても、あなたは満足することはないでしょう。
実はあなた自身が、変わることが唯一の解決なのですから。
相手次第で自分の気分が左右されてしまう事態を自分から作らないことです。
「相手が変わるべき」と意地を張らないで、「自分が変わってみようか」と「折れて」みたら、実に実りの多い変化が待っているかもしれません。
先程の子どもの例でも、最終的に解決を見るには、親子とも素直になって何をすればいいのかを認められるようになることが必要なのです。
いままでずっと解決しなかったのは、自分のプライドのせいだったのかもしれません。
「自分の方が折れてみる」という勇気を出した人は、驚くほど簡単に世界を変えられるのです。
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