自己の心理019:何も失いたくない人たち001

やるぞ


★何も失いたくない人たち
<https://www.facebook.com/note.php?note_id=262871433792808>
 

頑固な人とはどういう人でしょう。

 

一度決めたことを決してくつがえさない人ですね。

これはそう決めたのだから、例外は許されないという人です

 

自分に対しても、他人に対してもルールを守ることを要求します。



そういった人の多くは、何かを手に入れることよりも、今持っているものを失わないことにこそ意義があると考えがちです。

 

ある日、これが決定事項だと決め、決定済みのハンコを押します。

それ以降は、この書類に書かれていないことはやってはならないのです。

 

これさえ守っていれば、新しいものは入ってこないにしても、少なくとも今持っているものを失うことはないだろう。

 

失うことは、敗北である。失わないでいることが勝利であると思っているのです。

 

その人たちには、現状維持とは、ちっとも否定的な言葉ではなく、理想的な状態になってしまうのです。

 

彼は、「何かを獲得できましたか?」と聞かれると、それは何を意味する言葉だろうと考えます。

そして、「少なくとも、何も失わずにいられましたよ!」と答えるのです。

 

ですが、作為的な現状維持とは、不自然な行為です。

 

「自分は今の時点から何も変化しない」ことを前提にしていなければ、現状維持を理想だと思わないでしょう。

 

何かを失うこともまた、自然な流れであり、失わないことを信条とするのは、自然をせき止める行為です。

 

それは、常に変化していることが生きていることだということを忘れた、生きることを否定するやり方です。

 

頑固でいることは、大変です。

 

じっと身体を動かないでいなさいと言われているのと同じようなもので、すぐに窮屈さを感じだし、肩がこってきます。

 

ですが精神的な頑固さとは、今のまま動かないことが、失わないことであり、勝利であると考えるのです。

 

ですから、変化を拒みます。

決定済みの書類にないことは、断固拒絶するのです。

それがどんなに自然な変化であってもです。

 

たとえば、道を歩くうちに、果物が実った木に出くわします。

「ああ、おいしそうだ!ひとつ食べてみたい」と思うのは自然でしょう。

現代では、自然に果物が放置されてなどいないと言いたくなる人のために、店先に展示してある果物を見たことにしてもいいですよ。

 

ですが、頑固で現状維持の人には、そんな偶然のイベントは計算外です。

そんなことは、私の書類には載っていないから、無視して先に進もうと思うのです。

「道端の余計なものに目を奪われるな、何かをなくしてしまうぞ!」と戒めと恐れを振り払う行動に出るのです。

 

ですが、このようなイベントを偶然だと思うのなら、まさに生きることとは、ミイラになることと変わらなくなってしまいます。

永遠に今の自分のまま生き続けるのだと、言っているのと同じです。

 

さて、今まで書いてきたこととは、極端な話に聞こえるでしょうか。

 

ですが、決定済みのハンコは、私たちもいたるところで押しているはずです。

 

時にはそれが自分を守ってくれます。

 

しかし多くの場合、固定したルールは融通が利かなくて、私たちを錆び付いたメンテ不足の車のドライバーにしてしまいます。

 

自分でも「なんでこんなに融通が利かないの?」と呆れる時があるでしょう。

それが、決定済みのハンコの呪いなのです。

 

かつては自分を守ってくれると思って決めたルールが、いまは自分を呪縛するばかりになっているかもしれません。

 

気がつく程度ならまだいいのですが、時にはなぜかはわからないけれど、「そんなことしようと思うなんて、なんて恐ろしいことを!」と声にならない声で自分を金縛りにしてしまいます。

 

嫌な気分になる時には、過去の決定済みのルールと、目の前の現状にあった行動(それはやろうと思えば出来てしまうのですが)の対立が起きているのです。

 

やろうと思えばいくらでもできると思っている自分がいるから、それをやってはダメだと縛る自分との対立が激化し、相反する衝動のぶつかりが自分を嫌な気分にさせます。

 

「なんで思い切ってやらないんだ。いくじなし」とけしかける自分と、

「だまされるな。こんなことをやったらひどい目にあって後悔するぞ」と主張する自分の対立。

 

これは、おなじみの嫌な気分をさそうので、気がつかなかったふりをしようとします。直面するのは嫌だからです。

 

しかし、それでも収まらないと、こんな気分にさせるのは「誰のせいだ?」という作戦に切り替えるかもしれません。

探せば、誰かしらスケープゴートになる人は存在するものです。

 

今までの安定を失いたくないという気分を優先するあまりに、失うことの怖さが、現状にそぐわなくなってもあなたを縛っているのです。

 

それは、実際に手放すことによって起こる現実とはかけ離れてしまっていることのほうが多いのです。

 

「失う」という言葉に過剰に反応せずに、気軽に手放してみましょう。

「なんだ、怖いことなんか何もないじゃないか!」

そう思えたとき、ひとつの開放が待っています。



★問題を作り出しているのは誰でしょう
<https://www.facebook.com/note.php?note_id=264721386941146>

 

「変わらないこととは和解しましょう」

 

変えられないことに抵抗することは2つの点で問題があります。

1つは解決しないから時間の無駄であること。

もう一つはさらに無駄なことに、それが問題を強化してしまうことです。

 

たとえば、あなたは過去の自分が許せない。

あれはそうであるべきではなかった。

もっと別のことが起きていれば良かったのにと思います。

 

しかし起きたことは変えようがありません。

過去を変えてしまう魔法はありません。

 

過去はあなたの心の中にあります。

心の問題なのですから、そのまま受け入れるしかありません。

過去を認めて和解しましょう。

 

あなたはどう考えたところで、過去にそういう人間であったのです。

それは今でもあなたの一部なのです。

和解して共存するしかありません。

~~~

 

さて過去とのつきあい方はともかくとして、新しい問題を作りださない方法を考えましょう。

 

それは、問題を作り出しているのが誰かを探ることです。

 

あなたが不安や恐怖を感じているとき、それが誰であるかを探るのです。

不安や恐怖は、あなたが何かに依存するときに生まれてきます。

 

なにかが無いと困ると思っている、そのあなたは誰でしょうか?

 

あなたが「ねたみ」や「やきもち」を感じるとき、それが誰であるかを探るのです。

他の人があなたの欲しいものを持っていれば、あなたはそれをねたみます。

それが他人への依存であれば、あなたは「やきもち」をやきます。

それを欲しがっている自分とは誰でしょうか?

 

 

それがたとえ重大な問題であろうと、些細な問題であろうと、原理は同じです。

あなたの期待が、その裏返しとして問題の感情を作り出すのです。

 

欲しがっている「わたしの想念」を見つけてそれを受け入れるとき、あなたの本来の自己が顔を出します。

 

問題は、「わたしの想念」が作り出していたことに気づきます。

本来の自己には、何も問題が無いことに気づきます。

 

あなたが見つけた「わたし」が存在しないとき、問題はもともと存在しなかったことを発見するのです。

 

しかし、あなたが本心から本来の自己を探求しないとき、それは根本的な解決にはつながりません。

 

あなたが、いま目の前の問題を消し去るためだけに、「わたし」を見つけようとするとき、それは、新しい「正しいわたし」と「間違ったわたし」を定義し直すだけだからです。

 

このときあなたは、この「わたし」をあきらめることにする、ただし「これだけは譲れないけどね!」という別の「わたしの想念」を行為者として堅持し続けるのです。

 

どんな条件もなしに、手放した後の平安を感じられるなら、それが条件付けられていない本来の自己だとわかります。

 

まだ不安が残るのは、まだ手放せない「わたしの想念」が残っているということです。

 

もともと持っていない自分を作ろうとしているなら、それは本来の自己ではありません。

それは、かならず新しい別の問題を作り出します。

それでは、堂々巡りになるだけです。

 

疑うわたしとその源泉を見つけ出せば、その疑いはやむでしょう。

その源泉をたどっていけば、何も疑わない本来の自己にたどり着くことになるでしょう。

 

自分で作り出さないかぎり、本来何も疑いはなく、無条件の平安が存在することに気がつけます。

 

時として、あなたのまわりの文化は、これはどうしようもない問題だと教え手放すことに不安を植え付けます。

 

しかし、あなたが源泉まで遡って問題がないと確信すれば、それにしがみついている必要はありません。

 

あなたは、ダイエットやメタボ対策といった健康管理には気を配るけれど、あなたを苦しめる信念には無頓着なのかも知れないのです。

 

それは、作られたものではなく、本来あなたが感じていた自己であり、時として日常にも顔を出していたあなたそのものです。

 

それを取り戻すのは、あなたの正直さとあなたの真剣さにかかっているのです。





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