人間関係018:他人から批判されたら001

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★他人から批判されたら
<https://www.facebook.com/note.php?note_id=175863115826974>

前回は自分が他人を批判する場合の心理でしたが、

逆に他人から批判された場合はどう対処するのがいいのでしょうか。

 

これは、方向が異なるだけでなく、前回とは全く別の話になります。

 

他人から批判されると、誰でもいやな感じをもちます。

しかし、いやだからと言って、単にごまかしたり、

避けたりするだけでは、自分の生き方に問題が生じることがあります。

 

・批判されることを恐れて、他人との接触を避け閉じこもってしまう。

 

このような対処では、批判を避ける為にそれ以外の関わりを持つことまでも

全てチャンスを放棄してしまうことになります。

 

・批判を受けそうなことに対しては、自分の意見を言わないことにする。

 

このとき見落としてはいけないのは、少なくともここには、

自分の主張したい意見が存在したという点です。

 

これを相手に伝えないでいると、相手と表面的にしか関わりをもつことが

出来ずに終わってしまいます。

また言いたかった自分というのを抑えたまま封印してしまうことになる。

これは、いずれ別の機会にゆがめられた形で現れる可能性があります。

 

自分の意見を言うこととは、必ずしも相手と議論するということを

意味しません。相手は自分の考えを率直に言ってくれたことで、

よりあなたを理解できる様になるかも知れない訳です。

 

・すこしでも批判らしきものが含まれると、感情的に反応する。

 

批判を受けた時というのは、だれでも感情的になりがちですが、

まずは、一息おいて冷静に相手が言っていることが正しいのかどうかを見極めることが必要です。

 

そして、客観的に見て相手の批判が的を射たものであれば、素直に認めて反省しなければなりません。

 

人付き合いの苦手な人の多くは、感受性が強く、繊細な心の持ち主です。

繊細であることが必要なことはたくさんありますし、それ自体は長所であるとも言えます。

 

しかし傷つきやすい人が特に注意したいのは、それを隠れ蓑にして

「自分の欠点を認めようとしない」という態度を取ってしまうことです。

 

他人から批判されたときに、腹を立てて感情的になってしまうのは

自分の劣等感と向き合うことへの怖れから来ているのかも知れません。

 

その劣等感が相手への攻撃性となって現れ、相手に腹を立てて、悪いのは

相手の方だと開き直ってしまう。

 

自分の過ちを素直に認めることは、だれでも難しいところがあります。

いままで、認めるのを避けてきた人にとっては、最初に自分の間違いを

認めることは非常につらいことになるかも知れません。

 

しかし自分の間違いを認めないと、心の奥では自分が間違っていること

知っていながら違うと言い張る、いわゆる自己欺瞞になってしまいます。

 

間違いを認めることは、勇気が必要だったり、恥ずかしいと思うかも知れませんが、

自己欺瞞を押し通そうとすることは、もっとつらくて、後々までいやな感情を引きずることになります。

 

また自分の方が正しいと意固地になることは、他人からの信頼を失います。

 

・すねたり、ひがんだりする。

 

自分は批判されたことで、傷ついた、被害者だと言う態度を取って元々の問題を分からなくしてしまうというという戦略。

戦略といいましたが、無意識にそういう態度になってしまう人もいることでしょう。

このようなやり方は、自分自身も自分がいやになってしまうし、他の人からすれば、まともに相手が出来ないので、距離を置いてしか接することが出来なくなってしまいます。

 

・相手の批判が正しくない場合

 

いままでは、相手の批判が妥当なものだった場合の対処ですが、相手の批判が正当でない場合は、どう対応すればいいのでしょう。

 

まずは、上記の場合と同じく、感情的に反応しないことです。

相手の批判に対して、自分も感情的に対処してしまっては、自分まで巻き込まれてしまいます。

また、いつまでもその批判を気にしてしまうのは、前回の「他人の中に見る自分のこころ」

で書いたことが当てはまってしまうでしょう。

 

自分の側で、その批判を問題にしないことが基本です。

また、中には相手にその批判が間違っていることを教えた方がいい、という場合であるかも知れません。

その場合は、相手が受け入れられると判断できる場合にだけ、話し合ってみましょう。

物事の解決にならない、批判したいが為の批判には、相手をしないのが賢明です。

ミイラ取りがミイラにならない様に気をつけましょう。

 

 




★他人に認めてもらいたいんだけど
<https://www.facebook.com/note.php?note_id=176277179118901>



 

私たちは、他人から自分のことに関心を持ってもらいたいために、様々な行動を取ります。

 

その時望んでいることは、

 

・自分の存在価値を認めてもらいたい。

・自分に関心を持ってもらいたい。

・自分がよくやっていると認めてもらいたい。

・自分のことが好きだといって欲しい。

 

などなどです。

 

逆に怖がっているのは、

 

・見下されること

・きらわれること。

・無関心でいられること。

 

このこと自体は多かれ少なかれみんなが抱く考えで問題ないと言えますが、中にはこの要求を他人に強要する人がいます。

 

強要するといっても、やっている本人はそのようには感じていない場合が多いのです。

 

表現の仕方は様々ありますが、共通するのは自分の本心が「自分に関心を持ってもらいたい」という点にあるのに、それを見ようとしないで他人の働きかけを期待する点にあります。

 

・他人の前では格好をつけたり、取りつくろう。

 

この時点では強要でないかも知れませんが、だれも関心を持たないと機嫌を悪くして攻撃に転ずることがあります。

 

・関心を持ってもらいたいので、無理に他人をほめる、あるいは無理してひとに合わせる。

 

・「人の話は聞くべきだ」とか、「人のことに関心を持たないのはよくないことだ」といった論理をにおわせる。

 

このようなやり方は、いつもいつもそれをやられると、相手はだんだん嫌気がさしてきて負担を感じることになります。

 

表面的な行動はともかく、裏で見え隠れする訴えの強要を敏感に感じて、気をつかわされる、疲れると感じる様になってきます。

 

もともとは、「自分のことを認めてもらいたい」という要求であったのに、結果としてやっていることは他の人に対して逆効果をもたらすものになってしまうわけです。

 

このような人が、まずやるべきことは「自分の本当の望みは人にかまってもらうことだ」ということを自分で認めることです。

 

「そんなつもりでやっているのではない」と反論して認められないうちは、状況は変わらないままになるでしょう。

そして、なんで人は自分をわかってくれないのだろうと反撃に転じるようになります。

 

それでは「自分のことを認めてもらう」には何をすべきなのかを考え直してみましょう。

 

実は「自分のことを認めてもらう」のに他人に働きかけるのは順序が違うのです。

先にやるべきことは、「自分が自分のことを認める」ことです。

 

残念ながら、自分で自分を評価して満足出来ていないひとには、他人もいい評価をしてくれません。

 

いくら取り繕っていても、その人の自信のなさや本物でない反応を感じ取り、またその人の不機嫌さを見抜いてしまうからです。

 

これに対して、自分のことを自分でも好きになれる人というのは、周りの人も安心して近づけるし、楽しさを感じられるのでひとがまわりに集まります。

 

自分のことが好きで自分で認められる人に対しては、他の人も相手の中に「自分がそうなりたいと思っている姿」を見ることが出来るので、無意識に近づきたくなるのです。

 

そして、自分に自信がある人は他の人の関心を引くことには、それほど関心を持つ必要を感じません。

 

他人がどう見ているかというのは、自分のこころの反映だとわかれば、「他人が関心を持ってくれるのも、自分で自分を認められることも、実は同じことなのだ」ということがわかるでしょう。

 

皮肉にも、他人の関心を引きたい人には人が寄ってこないし、それほど関心がない人には、まわりの人が自然と集まってくるということが起きるわけです。

 

ですから、ますは

 

自分を好きになること。

 

今のままの自分を認めてあげること。

 

今の自分を批判する自分がいてもそれを認めて、それも自分の一部だと受け入れること。

 

いいことも、悪いことも、両方含めて自分なのだとわかってくれば、自分を非難しなくなるし、それは同時に非難する他人も存在しなくなることにつながります。

 

「他人に認めてもらいたいんだけど」と願う人は、まず「自分で自分を認める」ことからスタートするのが正しい順序なのです。




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