満足とは受け入れた現実
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不満を抱いたままにしていると、人間関係がだんだんぎすぎすしてくることにもなりかねません。
一緒にいる時間が苦痛になるほど、不満を溜め込まないようにしたいものですが、大抵の人は自分の不満を相手に伝えるのを躊躇します。
それを相手に伝えてしまうと、せっかくの関係が壊れてしまわないかと心配なのです。
このくらいなら自分が我慢しておけば、ゴタゴタを起こさなくてすむからと思って、心の奥にしまい込もうとします。
ですが、しまい込まれた不満は消え去ることはありません。
実は消え去らないのは、それを表に出して完結してしまわないからということもありますが、同時に不満の原因を何度も自分で思い起こしているからです。
思い出す度にその不満の感情は息を吹き返すことになるのです。
なぜ何度も思い出してしまうかと言えば、
不満とは「あなたの正しさ」を証明したいという思いだからです。
あなたの考えのほうが、相手よりも正しいことを明らかにしたいけれど、それを相手は分かっていないようだから何とかしたいと思うのです。
問題は、そのような場合私たちは、自分のほうが正しいという前提で行動しようとしてしまう点にあります。
自分の正しさを証明しようと思うあまり、公平な判断ではなく、どうやって自分の正しさを示せるかにしか関心が向けられなくなってしまうのです。
それは、そのうち不満という感情としてだけ認識されるため、自分でもなんで不機嫌になってしまうのか分からなくなっていきます。
このような、正体の明らかでない感情を溜め込むと、相手との関係はどんどん重苦しい物になってしまうのです。
ですから、まずはその不満の元になっているのは、「自分の正しさを証明したい」という思いにあることを認めることです。
そうすれば、その「正しさ」とはどんなもので、本当に妥当なのだろうかという公平な判断をする余裕が出てきます。
正体の分からない不満感に乗っ取られているあなたではなく、具体的な要求を持っているあなたを客観的に評価する自分に切り替えることが出来ます。
もしかしたら、あなたの「正しさ」は、それほど根拠のあるものではなかったことが判明するかもしれません。
その場合、不満自体が労せずして消えていってくれるでしょう。
思っているよりも、実体を明らかにするだけで解決してしまう場合は多いものです。
もちろん、それでもあなたの方が正しいという考えは変わらないかもしれません。
その場合でも、今度はあなたは自分の求めていたことをはっきりと認識して行動できるわけです。
相手に何を求めていたのかをはっきり分かっていますから、むやみに不満をぶつけるのではなく、相手に自分のどのような考えを伝えたいのかにそって行動できるようになります。
自分が「僕のほうが正しい。お兄ちゃんのほうが悪い!」と駄々を捏ねている子どものようになっていないか確かめてみるといいでしょう。
またもう一つ大事な点は、不満が自分の正しさへのこだわりから来るとわかれば、それが相手に起因するものではないことにも気がつくのです。
「相手が悪いから自分が被害をうけている」という相手しだいで影響を受けてしまう、どうにもならない感情から、自分で充分コントロールできる余地がある、自分の側の要求の問題へと姿を変えることができるのです。
まわりの人や環境で自分の気分を左右させられてしまう自分から、自分でどう受け取るかを決められる自律的な人間に自分を変えていけるのです。。
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世の中には、いわゆる「打たれ強い」と言われる人がいます。
そういう人は他人から批評を受けても、少々のことなら受け流すことができます。
他人からの反対が、すべてを決めるとは思わない、たとえ自分一人の考えであっても、信じる可能性を捨てないでいられるということです。
一方では、少しでも批判の要素を感じるとすぐに元気をなくしてしまう人もいます。
受け流せるレベルを超えて批判を受けてしまうと、落ち込んだり、体調さえ崩してしまいかねません。
その人にとっては、自分自身への信頼だけでは不十分だし不安なのです。
信頼できる基準は外にあると信じてやまないのです。
実はこの違いを生むのは、その人のそれまでの経験や生育条件というのが、大きく関係していると思われます。
その中でも大きな指標になるのは、その人が「どれだけ無条件に自分をOKだと感じられるか」にあると思います。
無条件に自分をOKだと感じるというのは、別の言い方をすれば、どんなに失敗したり、うまくいかないことが重なっても、「そんなこととは関係なく、自分を受け入れてくれる人が存在する」と信じられるということです。
「何かをうまくやりとげられれば、人は受け入れてくれる」というのが条件付きのOKです。
多かれ少なかれ、親は子供をしつける為に、条件付きのOKやNGを出さなくてはいけません。
それは、子供を社会に適応させる為には必要なことで、このこと自体には問題はないと思います。
しかし、子どもの方からすれば、この条件付きのOKがすべてではなく、無条件のOKだってあるということを理解し受け取る必要があります。
無条件なOKも存在することを、どれだけ感じられてきたかが、大人になってからも、「どれだけ無条件に自分をOKだと感じられるか」に関わってくる様に思います。
「だってみんな私を好きだから、好んでやってくれているんだ」と納得できるかどうかです。
そして、この度合いが、先ほどの打たれ強さや、批判に対する耐性に大きな影響を与えているはずです。
しかし、いままでは無条件の信頼が不十分だと感じていても、悲観することはありません。
誰かをあてにするのではなく、自分自身が自分を信頼するということを、少しずつ取り戻していくことです。
誰かを信頼することと、自分自身を信頼することは、結局は同じことです。
自分自身への信頼を本当に感じていない人は、他人を信頼することもできません。
信頼する人を探すのではなく、まずは自分自身への信頼を育てていくことです。
今の時点で自分を信頼できていることはなんでしょう。
あるいは視点を変えて、誰か他の人に対してここは信頼していると思っているのはどんなことでしょう。
その2つは、全く違うことですか?
それとも何か共通するものが見えてこないでしょうか?
そこから始めてみましょう。
1つでも信頼できる柱ができれば、そのあとは驚くほど増やすのは簡単になってきます。
そして、やがてもともとは、自分への信頼を持っていたことを思い出してくるでしょう。
自分が本心からそう思えたら、信頼していいんだと言うこと。
そして、それと比例して他人を心から信頼できるという感覚も増えて来るに違いありません。
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