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2012年11月

君の命はいつも君だけを愛している

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生き方013:君の命はいつも君だけを愛している001

わたしの命、わたしの身体、わたしの病気、わたしの心、こうした見方をやめたのです。わたしの周りをとるかこむ人達、状況を受け入れ、それらと一体になってその一部になれたとき、わたしの為に働く命を感じられました。

あなただけを生かそうとする「命」の働きに素直に合わせられた時、生きることを邪魔する「わたし」の考えが消えさって心が笑います。

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◆君の命はいつも君だけを愛している

君の命はいつも君だけを愛している
 
『LIFE』 加島 祥造 PARCO出版 (2007/12) より
 
加島さんの説明によれば、この言葉は人間の側から命を見るのと反対に、命の方から人間を見るという発想から来るそうです。
人間の側とは「わたし」から授かった命を見ているということ。
生かされている「わたし」は命をどうにも出来ないが、自分を生かし続けて欲しいと思うだけです。
あるいはもっと傲慢に、自分は生きる意志があるから生きているのだ、と思うかも知れません。
しかし「命」の側から見れば、あなたを生かし育てることが全てなのです。
「私の命」「あなたの命」と考えるのは、自我が作り出した区別なのです。
区別することをやめて、素直に生かされていることを大切にした時、あなたは命と一体になれます。

 元気になりたくてなりたくて、来てくれる友達やお手紙をくれる友達に元気になる方法を聞いていました。
みんな元気になる方法や言葉をいっぱい教えてくれました。
でもその時の私はみんなの言葉を上手に理解することができませんでした。
なぜかというと聞きながら心が泣いていたから。いじけてたから。
でも、その今日幸せ思いっきり感じながら改めてみんなの言葉を想うと・・・すごーく元気になれました。
今度は言葉とみんなの優しさも感じました。
同じ言葉でも心が泣いているのと笑っているのでは全然受け入れ方が違うんだなと思いました。
「元気になれるよ」より  http://www.gokuraku-net.org/snow/kibunn-genkini1.htm 

「今の状態を受け入れたいとそのことばかり必死で考えてどうにかしなきゃと思っていました。」
自分の病気や、ずっと入院して他の人の助けを借りないとやっていけない自分の立場、
これを思った時、自分はどうあらねばならないのか、どうやって他の人に向き合っていくのが正しいのか。
そんなことを「わたし」が頭で考えて、「どうにかしなきゃと思って」いたのではないでしょうか。
このときの自分は、みんなの言葉を「聞きながら心が泣いて」いました。
わたしの命、わたしの身体、わたしの病気、わたしの心、こうした見方をやめたのです。わたしの周りをとるかこむ人達、状況を受け入れ、それらと一体になってその一部になれたとき、わたしの為に働く命を感じられました。
わたしの病気を呪ったり、抵抗することが私だと思った時、「心が泣いていたから。いじけてたから。」
わたしの社会的な立場という観点を捨てさって、「受け入れる方法なんて今の私には必要なくて」素直に自分が今感じ取ることを受け取ってみた時、「今度は言葉とみんなの優しさも感じ」られたのです。
 
あなただけを生かそうとする「命」の働きに素直に合わせられた時、生きることを邪魔する「わたし」の考えが消えさって心が笑います。


◆いまのままでOK-なにが惨めさを作り出すのか

自分が自分であるままを受け入れたり、そのままでいいと許せること。
これは、実行するのは非常に難しいことのようです。
そうかそれでいいのかと思ってみても、次の瞬間には自分と関係無いことに関わってイライラしたり、何とかしようとして無駄な努力を始めている自分に気がつかないでしょうか。
今度なにか気分を害することが起こったら、自分が何をしようとしているのかを確認して見ましょう。
きっと、自分の外の世界で起きていることが気にいらないために、イライラしている自分を発見するでしょう。
自分とはほとんど直接関係無いにもかかわらず、自分があるべきだと思っている世界と現実の世界が食い違っていることを見て、外の世界の方が変わるべきだと訴えている自分がそこにいるのです。
外の現実が変わるべきだと思い出したとたんに、平和だったこころは、警告を発しはじめて、何とかしてそれを変えろと要求し出すのです。
またそれと並行して、現実が思う通りでないことから、それが出来ない自分を責めたり惨めな思いを持つことになるのです。
このような心の働きに支配されていることが、冒頭の「自分が自分であるままを受け入れたり、そのままでいいと許せること」を難しくしてしまいます。

光明は個人の体験であるべきだ――誰にとっても他人と比較できない、ユニークな、最も個人的な体験として。これさえ理解できたら、あなたを取り巻く暗いすべての雲が消えていく。
 
ヴィート・ヴィギャナム、私は何度も何度も繰り返し言うつもりだ。あなたは光明を得ているということが、あなたのなかにしみ込むまでは。そしてあなたはそのためになにひとつ特別なことをする必要がない。たんにありのままの自分として、存在に完全にくつろいで、安らいでいなければならない。どこにも行かず、達成するものはなく、目標もない。すべての目標志向が人びとを惨めにしている。
 
すべての目標を追いやったら、あなたはまさにこの瞬間に踊り出す――あなたには達成のプロセスに使っていたたくさんのエネルギーがあるからだ。空想のなかではるか遠くに行っていたら、あなたにはここにあるための時間も、空間も、エネルギーもない。自分のすべてのエネルギーをこの瞬間に集めることができたら、そのまさに集まったエネルギーがあなたのハートのなかでダンスになる。そのダンスがあらゆるものを変える、あなたの努力ではなくて。
 
OSHO 講話 「光明を宣言しなさい」




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『ロバのはなし』~順風満帆なのはいいこと?

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生き方012:『ロバのはなし』~順風満帆なのはいいこと?001

順風満帆であることは、本当に望ましいのでしょうか?
三者三様、考え直してみる話を3題。

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◆「Less is More」

「Less is More」
 これが人生のほとんどの分野に
 当てはまることをよく考えてみることだ。
 
 「今持っているモノで満足し、ありのままの姿を喜ぶことだ。
何も欠けていないと悟れば、全世界が自分のものになる」
 ----- 老子 -----
  
今日が楽しくなる魔法の言葉
著者: アーニー・J・ゼリンスキー ダイヤモンド社 / 2003-09-20
 
いま手に入れたいと躍起になっているものを思い浮かべてください。
出来ればそれを100%で手に入れたいと思い、
あと少しの努力を手を抜かないように頑張っています。
いつからか80%では失敗だと思うようになってしまった。

しかし、80と100の間は非常に遠いのです。
ちょっとした手違いで失敗があっても、80くらいなら無理しなくてもなんとか手に入る。
80にしておけば無理しないで手に入るのなら、
80にとどめれば残ったエネルギーを他のことに向ける余裕も出てくるでしょう。
しかし、それでは満足できない。
100でなければならない。それでも100を目指してしまう。
80から100への距離は、それまでの全部よりも大変なのです。
全神経を使って取り組まないと、ちょっとした油断で取りのがすかもしれない。
1%でもかけたら100にはならないと思うと、他のことにも気が回らない。
 
このような、80から100への「無駄な」努力をやめたら、どんなに気が楽になるでしょう。
どれだけ、平和な日々が戻ってくるでしょう。
「Less is More」が当てはまらないか考えて見ましょう。
 ~~~
社会は朝から晩まで100では飽きたらず、120が手に入る方法や商品を売り込んできます。
あなたのうちには、この商品はありますか?
これがないと、80どまりですねー。
余裕があれば、これをプラスすれば、120にでもなれるんですよ。
 
いままで80で満足していたのに、ちょっとした隙をつかれて100の提案を持ちかけられる。
すると、あなたは「今のままで十分です」と答えはしますが、100への魅力が頭の片隅に残ってしまう。
以前に100を手に入れた時のことを思い出し、それもいいかもしれないと思い始める。
そこで何が起こるでしょう。
 

◆苦しみがなくなるのではない
 

苦しみが
なくなる
のではない
 
苦しみで
なくなる
のです
 
 
There is always suffering,
but through it we can overcome suffering.
 
度一切苦厄(どいっさいくやく)
 
一切の苦厄を度したまえり。
 
羅漢さんの絵説法〈2〉般若心経―空即是色 花ざかり
荒 了寛 里文出版 / 2001-05
 

苦しみはいつもあります。
 
しかし、苦しみを苦しみとして受け取るとき、それはそこで終わります。
苦しみを受け取り、受け入れるとは、そのまま苦しい状態を経験することです。
それをあえて拒絶しなければ、それがいつまでも続くことはないのです。
 
ところが、実際には苦しみはそこで終わらないことが多いですね。
そんなとき、私たちは苦しみをそのまま受け取ることに何らかの形で抵抗しているのです。
どうにもならないことを受け入れていれば、苦しみはいつまでもそこに残っていることはないのです。
災害などが相手の場合と違って、私たちは身の回りの苦しみ対しては、ついつい抵抗を試みてしまいます。
あなたが負けたとき、負けを認めて必要なら敗者の苦痛を味わいつくしてしまえば、その勝負はそこで終了します。
しかし、あなたが本当は負けていないと言い張るなら、今度は戦いは競争相手との争いではなく、あなた自身の内面で何時までも争いをくすぶらせることになるのです。
あなたは、その勝負を思い出すたびに、自分は負けていないという理由を自分に説明し続けなければなりません。
あなたが、負けてしまった自分を受け入れたくないと言って、抵抗し続けるからです。
「そんな自分は、私ではないはずだ」と自我は言い張ります。
そのため「私」は、受け入れたくないと頑張る自分と、実際に存在した自分とに分裂し、自分の中で統合できなくなってしまいます。
それが何をやっていても、確固とした自分を感じられなくなる原因なのです。


◆ロバの話

ここに極めて考えさせられる「ロバの話」があります。
 
まずは、その話を紹介しましょう。
 
古代中国のあるところで、村人達が役人から皇帝のための寺院を建てるように命令を受けました。役人は、もし指定の期日までに寺院が完成すれば、村人達に多くの報酬を支払うことを約束しました。
 
寺院を建てる場所に選ばれたところには井戸があったので、村人達は寺院を建て始める前に井戸を埋めなくてはなりませんでした。村人達はロバに土や泥を運ばせました。
 
ある日、事故が起こりました。ロバが井戸に近づき過ぎて足を滑らせ、井戸に落ちてしまったのです。
村人達はロバを引っ張り上げようとしましたが、うまくいきませんでした。
何度も試みた後、村人達はロバを助けるために時間を取りすぎていることに気づきました。
 
寺院完成の期日を考え、村人達はロバを犠牲にすることに決めました。
村人達はロバを生き埋めにするしか方法はないと思い、井戸に土や泥を入れはじめました。
 
ロバは村人達が何をしようとしているかに気づき、悲しげに鳴き始めました。
村人達はロバの悲痛な鳴き声を聞きながらもそれを無視しました。
ロバは彼らの得る報酬に比べるとそれほど価値がなかったので、土を入れ続けたのです。
 
しばらくすると、ロバの悲しげな鳴き声がやみました。
村人達は何が起こったのか、ロバはもう死んでしまったのか、それともただ単にあきらめたのか、一体どうしたのかと不思議に思いました。
 
気になって井戸を覗いてみると、驚いた光景を目にしました。
ロバは元気に生きています。
土や泥が降りかかってくると、ロバは体を揺すって振り払い、足元で土が固くなるまで踏みつけるのです。
踏みつけることによりしっかりした足場ができ、ロバは少しずつ上に上がってくるのです。
 
ついには、ロバは井戸のなかから飛び出るのに十分な高さまであがってきました。
ロバは力強いひと蹴りで井戸から飛び出しました。
村人達は驚きのまなざしでロバが頭を高く上げて走り去るのを見ました。
 
タオの生き方 ロバ  デリック・リン
http://www.taoism.net/japanese/
 
 
さて、この話を読んで、あなたがロバの立場だったらどう思うかを正直に考えてみてください。
すぐに「どう考えるべきか」を探ろうとしないで、「実際自分ならどうなってしまうだろうか?」と思いをめぐらしてみてください。
こんなふうに考えるだろうといったら、人は何と思うだろうと心配したりしないで自由に考えてみてください。
それを正確に知ることが、いまのあなたの陥りやすい心理の罠を明らかにしてくれるはずです。
 
1.「嘆きとパニック」

なんで私がこんな目にあわなければいけないんだ!
村人は私に土を運ばせておきながら、自分たちの都合が悪くなると簡単に私を見捨ててしまった。
こんなひどい仕打ちが許されていいものだろうか!
もし脱出できたら、必ず復讐してやる!
まるで「誰が悪いのか」「何が悪いのか」を追求すれば、事態が良くなるかのように思わずにはいられません。
こんな目に合わせた人間は「許せない」と思うことで今の悲惨な状況から目を逸らしたくなります。
しかし、この段階にとどまれば、何も解決しないことに気がついてください。

2.「何かが間違っている」

こんな目に遭うなんて、何かの間違いだ。
私の人生に、こんなことが起きていいはずはない。
「夢でもみているんだろう、すぐに間違いだったと分かるだろう。」とでも言いたげに、現状を認めることが出来ません。
人生は計画を立てて、そのとおりに運ぶもの、願ったことはかならずかなうもの、それが出来ないのはやり方がまずいからだ。
そう考える人には、計算外の事態は何かの間違いだとしか信じられません。
しかし、「自分が考えた」計算通りに運ぶのは、たまたまでしかないことを忘れてはなりません。
いままでも、そのとおりになってきたと信じているのは、ものごとをあとづけで考えているからです。
あとから、思ったとおりに運んだのだと説明しているだけです。
ものごとは、かならずしもあなたの考えたとおりに動いていくわけではありません。
そもそも、そうでなければ、他の人の相反する願いも同時にかなうはずでしょう。

3.「現実を受け入れる」

ロバは、現実を嘆いたり、事態が超現実的に変化することを願ったりするのを諦めました。
そして、何が起きているかを正直に認めることを始めました。
落ちてくる土を、「自分を埋めようとするもの」とだけ思うのをやめて、体を揺すって振り払ってしまえばいいのだと思いました。
それを足場になるように踏みつければ、埋められてしまうことはないことに気づきました。
そして、少しずつ足場を固めていけば、出口が近づいてくることに気がついたのです。
今の自分ができることは、土を避けることと、足場を固めることです。
土を落としてくるのは、自分ではなく人間ですから、それがいつまで続くか自分にはコントロールできません。
自分にできないことは気にしないことにしました。
そのようにものごとが進んでいるのですから、それに従うことだけを考えればいいのです。
事態がどのように変化するのかは、自分にはわからなくても、出口が近づいてくることを、今出来ることをやるだけです。
実は、自分の人生がどのように運んでいくのかは、誰にもわかりません。
しかし、私たちは(2)の考え方にしがみついていれば、人生が予測可能であるかのように振る舞っていられることを覚え、自分をごまかすようになるのです。
この結果、私たちは「夢に生きる」ことを「現実に生きる」ことよりもリアルであるかのように錯覚してしまうのです。
ですが、このような予測不可能な現実が起きると、(2)のような信念はいかにもろいものかが露呈してしまうでしょう。
しかし、予測不可能であることは、かならずしも悲観的であることと同じではありません。

 ・・・・・・・・・

ロバのように、役に立たない考えを切り捨てて、現実を認めるとき、起きていることは何も悲観するようなことではないことが分かってきます。
悲観とは、現実ではないことを願うことから生まれてきます。
現実的でない願いを捨てれば、直ちに悲観は消え去ります。


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あなたを隠さない方が近づける

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人間関係014:あなたを隠さない方が近づける001

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◆あなたを隠さない方が近づける

わたしたちは、できるだけ自分のいいところだけ人に見せようとします。
 
いいかえれば、自分自身をさらけ出すことを恐れています。
 
その理由は、一言でいえば本当の自分を見せれば嫌われたり受け入れられないという恐れがあるからです。
 
いままでにそのように信じたくなる出来事を経験したのかも知れないし、あるいは自分が作りあげた思い込みでしかないかも知れません。
 
その人が自分に対する評価が低ければ、より自分を表現することを控えてしまうでしょう。
 
また、自分をさらけ出すことは、弱みにつけ込まれるかもしれないと言い訳しているかも知れません。
しかしそれも、その弱みと思っていることを調べれば、自分自身への評価の自信のなさが潜んでいるのでしょう。
 
しかしそんな思いとは逆に、あなたが本当の気持ちを相手と分かち合うほど、その誠実さは相手に伝わり、あなたに近づいてくるものです。
 
あなたの怖がっているところや、隠したくなる部分を見せるほど、人と深くふれあうことができます。
 
今のあなたが許容できる範囲で、思い切って見せてみると、あなたの恐れていたのとは逆の反応が返ってきて驚くかも知れません。
 
あなたが隠しているのは、人から嫌われまいと思ってやっていることですが、皮肉にもそれは逆効果、むしろ分かち合うことが、逆にあなたへの近づきやすさとなって相手には映るのです。
 
あなたを理想の商品に仕立てないで、「いい人」という飾りを外してみるといいことがあるかも知れません。
 

◆もっと人に助けを求めましょう

 
もっとまわりの人に助けてもらいましょう。
 
それがもたらす恩恵は、単に助けられたことだけではなく、さまざまな人間関係の改善をもたらしてくれます。
 
あなたが何でも自分で仕事をこなそうとする人なら、その作りあげた役割にしがみついているのかも知れません。
 
がむしゃらに働いて、自分がどれだけ善良で素晴らしいかを訴えたい気持ちもわかりますが、他の人へのそのイメージ、役割はあなたを余裕のない存在にしてしまいます。
 
それが高じると、何でも自分が背負ってしまって、ひとりで頑張ろうとしてしまいます。
 
あなたのがんばりを訴えるために、「こんなに大変だった、ようやくやり遂げた」といつもアピールしなければならないとすると、それは相手があることなのでいつも報われるとは限りません。
 
それが評価されなかったりすれば、一方で評価されている他の人への不満を抱え込むことになりますし、他の人からの評価にますます価値を置いて、それが何よりも大事なことになってしまいます。
 
そして、結果に関して人の評価に依存してしまう事になるのです。
 
自分の自立を重大に考えすぎてしまうと、あなたは必要な他の人からの助けを素直に受け取るのが難しくなってしまいます。
 
他の人に依存しない為には、いままで作ってきた自立への幻想を一度捨ててみる必要があります。
 
皮肉にも、人に頼らないで自分で全て行おうという思いは、他の人からの手助けが得難いものだという思い込みを作る場合もあります。
 
他の人の反応が、自分に見えないものになってしまうほど、他人からの評価がより気になる大きな存在になってしまうのです。


◆ドラマはなぜ作られるか

あなたは、退屈な人間関係が続くとき、そこで「何かドラマチックなことが起きないかなあ!」と思ったりしないでしょうか。
 
わたしたちがTVドラマをみて楽しむのは、ドラマの中で主人公達が非日常の出来事を自分に代わって体験してくれるからでしょう。
 
日頃の変わりばえしない日常から抜け出したい、あるいはちっとも解決しない問題を忘れて、違った世界にしばし浸りたいわけです。
 
それと同じようなねらいから、実際の自分の人間関係においてもドラマを作りだそうとする場合もあります。
 
ドラマが作られるには、2つの動機が考えられます。
 
ひとつは、けんかしていて相手をなんとかやり込めたいと思うとき、どちらかがもっとドラマチックなやり方に持って行くことで、自分の主張をアピールしようとする場合です。
 
もう一つは、退屈な関係に何とか活気を取り戻そうして、ドラマを作りあげようとするのです。
 
しかし自分の主張を通そうとするのも、活気のない人間関係というのも、どちらも本当の率直な創造性を発揮することを避けているだけなのです。
 
ですから、ドラマが終わればそのあとは、相変わらず何か充実しない空しさが残ってしまうのです。
 
自分の本当に表現したいものを隠したままで、何とか関係を取り繕っておこうという意識的、無意識的な働きから、TVドラマと変わらない作り物の関係でやり抜こうとしているのです。
 
このような関係に気づいたら、対立している関係、あるいは停滞していると感じる関係を見つけ、その時の感情に集中してみましょう。
 
その感情の中にいて、表面的な作られた関係ではなく、その奥にある自分をもっと表現したい創造的な自分がいないかを見てみるのです。



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隠れていた自分を引きだそう

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自己の心理014:隠れていた自分を引きだそう001


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◆あなたのやる気スタイルは?

あなたがやる気を出すきっかけになるのは、どんなことでしょう。

 

これが今回の主題ですが、それに入る前に少し考えておきたいことがあります。

 

まずやる気を出すといっても、大きくいって2つの場合があるように思います。

 

ひとつは、外側に基準があって、それに向けて自分を奮い立たせ、自己鍛錬によって自分を強制していくというやり方です。

 

それは社会的な「成功」という目標のもとに、具体的な成果をあげるのに適した人間に、自分を作り替えて行こうというものです。

 

もう一つは、誰にでも成り立つような共通の理想を求めるのではなく、今の自分の個性や素質を見つけて、自分にとって無理のない、自分を生かすことや好きになれることを伸ばしていこうという考え方です。

 

しかし成功法則のようなものを探し求める人は、相変わらず多いようですが、そのような画一的な方法があるとしたら、もっと多くの人がいわゆる「成功者」になっていることでしょう。

 

その通りにできれば、素晴らしい成果を上げられると、理論的には言えても実際にその通りにできる人はなかなかいないのでしょう。

 

それは、おそらくそのような成功法則が、結果として成功した人のやったっことを、あとづけで理論化したものだからではないでしょうか。

 

つまり理論化した時点では、だれもそれを実行できた人などいないわけです。

 

 

ところで、そのような理想を先に見るのとは対照的に、実際のありのままの自分を観察して、そこからスタートするという考え方もできるでしょう。

 

わたしたちは、人間以外の動物を見た場合には、動物に対して「お前のやり方はまちがっている」とか言って非難することはないでしょう。

 

動物に対しては、その行動を観察して習性を知り、犬とは、ネコとは、こういう行動をするものだと思ってそれをそのまま受け入れるはずです。

 

その見方は、実は人間に対してもできるはずなのです。

 

わたしは、こういう人間でないといけないという見方をやめて、まずは現状では自分がどういうことで動かされ、実際にどう感じたり行動を取っているのかを知ることからスタートすべきです。

 

社会の期待からは、少しくらい外れていたとしても、自分の個性や素質を生かせて満足出来る方向を探してみるというあり方もできるわけです。

 

☆~⌒☆

前置きが長くなりましたが、あなたのやる気が刺激されるのは、どういう要因からであるかを見てみましょう。

 

これからあげる項目は、別にどれがいいとか悪いとかではありません。

 

また、人によって、これはやる気を刺激するいい方法だと思うかも知れないし、別の人はこのような動機付けは好ましくない、やめるべきだと考えるかも知れません。

 

また、最初はいいと思っても、やっていくうちにあまり魅力的な方法ではなかったと、考えが変わるかも知れません。

 

どちらにしても、まずは自分がどうのような動機で、刺激を受けやすいのか、やる気が出るのかを知ることは大切です。

 

現実をゆがめて、理想の方法で自分が動いていると思っていては、相変わらず無理をし続けることになります。

 

今現在ちっともやる気が出ないのであれば、とりあえず自分に火を付ける為に意識して使ってみるといいかもしれません。

 

それでやっていくうちに、何か違和感を感じたり、本物でないように思えてきたら別の方法を探してみることもできるわけです。

 

◆恥をかきたくない

努力しないと恥ずかしいことになるから、頑張ろうと思うことです。

 

◆自分との約束

自分で決めた目標を達成できないことが、我慢できないから頑張ろうと思うことです。

 

◆他人との競争

言うまでもありませんが、他の人よりもいい成績を上げたいから頑張ろうと思うことです。

これを否定する人でも、ゴール目前に他の人に追い抜かれそうになれば、何かを感じるでしょう。

また、競争を思い浮かべるだけで苦しくなって拒絶したくなる人もいるでしょう。

 

◆他人への報復

嫌っていた人、意地悪をされた人、屈辱を受けた人に対して見返してやりたいと思うことが動機になるという場合です。

 

 

◆具体的な恐れ

がんばらないとクビになってしまうとか、今の地位を維持できなくなるという恐れ。

言ったとおりにしないとひどい目に遭わせてやるという脅しを受けている場合。

など恐れが負の動機付けになっている場合です。

 

◆罪悪感

自分がやらなかったことに罪悪感を強く感じてしまうために、それを避けようと頑張るという動機です。

 

◆アファメーション

「わたしは成功する」とか「わたしは素晴らしい」というような肯定的な宣言を唱えているとやる気が出るという人もいます。

 

◆スピリチュアリティー

内なる平和や宇宙のエネルギーとつながることで、日頃の悲観的な出来事も達観できると思う考え方です。

 

◆現実は自分で作り出す

すべては自分の責任であって、自分が作り出した結果なのだと信じることで元気がでるという考え方です。

悪い状況も自分で作り変えられると信じられることが勇気をもたらすのです。

一方ですべては自分のせいであるといって、自分を責めることにつながる可能性があります。

 

◆挑戦する

他人との競争というよりも、自分自身へのチャレンジが強い動機になる人もいます。

 

◆ポジティブ・シンキング

思わしくない出来事でも、ポジティブな見方に変えれば意欲が湧いてくると考えるやり方です。

悲観的な状況においては効果的かも知れません。

ただ何でもかんでもそう思うことは、無理があるかも知れません。

 

◆ほめられたい

誰かにほめてもらいたいという思いが強い動機になる場合もあります。

 

◆ご褒美の約束

これだけやり遂げたら、おいしいものを食べるとか、好きなことを自分に許すなどの「アメ」を約束する動機付けです。

 

 

◆仲間と一緒にやり遂げる

同じ目的を持つ仲間と一緒に何かを目指すことで、自分の役割を果たしたいという思いが動機になる場合です。

 

 

これらはどちらかと言えば対症療法的な方法が多いですが、とりあえずやる気が出ない自分に火を付ける為に意識して使ってみるといいかもしれません。

 

また、いままでから自分がそのような動機で動いていたことを、意識できていなかったとしたら、それを確認してみることは自分の理解を助けるでしょう。

 

もしかすると、今使っているその動機は、本当は好きでなかったために、やる気をなくしていたのかも知れません。

 

やっていくうちに、何か違和感を感じたり、本物でないように思えてきたら別の方法を探してみることです。

 

そして目的志向ではなく、本来の自分が求めていることを見分けることの方が、大事かもしれないという考えも検討してみてはどうでしょう。



◆持っているものは使ってみよう

持っているものを使うといえば、その代表はお金ですね。

お金を使えば欲しいものが買えて、あなたは満足し幸せな気分になります。

 

しかし、手持ちがないとなると買いたくても買えません。

財布に1000円しかないから、使うのはやめておこうと思っているときには、欲しくても手に入りません。

 

このように何かを手に入れるには、自分の持っているものを使って手に入れていることが多いのは確かですね。

 

ところが、ある種の自分の持ち物については、他人からは欲しがっていながら、自分からは使わないようにしようと思っているものがあります。

 

たとえば、人から自分のことを気にかけて欲しい、好きになって欲しいと思っているけれど、なかなかそういう人は自分の前に現れないとこぼしている人がいるとします。

 

それでは、その人は自分から相手に対して自分の気持ちを表そうとしているかというと、ほとんどの場合自分の奥深くしまい込んでいるものです。

 

まるで、最後の1000円を使ったらなくなってしまうと思っているかの様です。

 

自分の愛情表現は使ったらなくなる貴重なものであると思っていたり、大事な人が現れたときに残しておかないといけないから、気軽に使ってはいけないのだとでも思っているのでしょうか。

 

したがって、自分から相手を気づかっていても伝えなかったり、好意を表すという労力をなかなか使おうとしません。

 

その結果、自分が出し惜しみしているこの財産は、他の人も貴重だと思っているから、そう簡単に自分に対しても与えてはくれないのが当然と考える様になります。

 

ですから、だれかが親しみを示してくれていても、「これは何かの間違いだ。私からは何も与えていないのに。きっと何か裏があるに違いない。」というような相手の好意を打ち消す反応をしてしまいます。

 

もちろん昨今はいろんな悪質な詐欺があるのも事実ですが、だから慎重なのだというのでなく、まずそんな恐れのない人に対しても自分を閉ざしているわけです。

 

他の人は、出し惜しみをしてあなたに好意を見せないわけではなく、その気になればいろんな場面であなたに働きかけています。

しかし自分には受け取る資格がないとこころの奥で思っているから、自分から逃げてしまうのです。

 

たとえば、子どもを喜ばせてあげようと思って、何かプレゼントを買って行くとします。

 

そのとき、あなたがうれしいと思う子どもの反応とはなんでしょうか?

 

当然、プレゼントを見て素直に目を輝かせて喜んでくれる子どもほど、あなたはうれしいし、次も何か与えてあげたくなるでしょう。

 

素直に喜びを示してくれない子供には、その時は気に入らなかったかなとか、いろいろ思うでしょうけど、いつもそういう反応をされると、そのうち与えたいという気持ちは薄れてきます。

 

このように自分が素直な子どものように反応するのが普通になっていれば、逆に他の人に対しても、こうすれば喜ぶだろうと思うことを気軽にしてあげること出来るでしょう。

 

お金とは違って、どんな人でも他の人に提供できる愛情や気遣いはたくさん持ち合わせているはずです。

 

自分の中にあるそういった持ち物を使おうとしないから、他の人からも気軽に返してもらえないでいるだけなのです。

 

そうなってしまうのは、先ほどの「自分の愛情表現は使ったらなくなる貴重なものだ」というような間違った考えが邪魔をしているのです。

 

そしてそう思ってしまった背景には「自分には愛情を受け取る資格がない」といったトラウマのようなものがあるのかも知れません。

 

ですが、そんな古傷を後生大事に抱えていても、いいことは何もありません。

他の人はあなたの事情を知っているわけではありません。

 

それどころか、自分は傷を持つ人間だからというような考えにしがみついていると、自分で自分を制限してしまうだけです。

 

自分を制限するのは変化を恐れているのです。

 

自由に愛情をやりとりする自分のイメージを想像できないから、自分にはふさわしくないし、そういう場面でどうしていいかわからない人間なんだと思い込んでいます。

 

しかし、そもそもあなたの中に欲しがっている自分がいるから、現状を嘆いているのです。

その場面になれば、使わずにしまい込んでいる、あなたなりの表現方法をいろいろ持っているはずなのです。

 

なくなると思って自分の持っているものを出し惜しみするから、受け取る機会もそうそう滅多にあることではないと信じてしまいます。

それが、そういう悪循環を育ててしまうのです。

 

見る気になれば、まわりの人はいたるところであなたに愛情を注いでくれています。

また、自分の中にも他の人に与えたいという気持ちが渦巻いています。

 

どちらの循環を作るかという選択だけなのです。

 

自分の場合は変えようがないのだと信じるのをやめて、気軽に自分が持っているものを使って見ましょう。

 

いつも出し惜しみしているものを、試しに使って見るのです。

 

それも、いつもいつも相手を感動させようなどと思わないで気軽にやってみることです。

 

受け取る自信がない人ほど、相手から反応がないことを過大に気にしてしまうものです。

ちょっと反応がないだけで、やっぱり言わなければよかったとか思って自分を責めてしまうから、動きが余計に重くなってしまうのです。

 

悪循環を止めて見れば、使うとなくなるものなのか、使うほど増えてくるものなのかが、すぐにわかってきます。

 

「自分にはそんな資格はない」などといつまでも信じないことです。

資格が必要だとすれば、それは出し惜しみをしている習慣をやめることだけなのです。

 

 




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役に立たない考えから抜けだそう

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自己の心理013:役に立たない考えから抜けだそう001

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不健全で現実的でない態度や思考法を取り上げてみます。

これらの考え方は、本人にもまわりの人にも役に立たないのですが、人間の心理の傾向としては、それにはまってしまうことが起こりやすいものを取り上げてみます。

◆役に立たない考えから抜けだそう(1)

不健全で現実的でない態度や思考法を取り上げてみます。

これらの考え方は、本人にもまわりの人にも役に立たないのですが、人間の心理の傾向としては、それにはまってしまうことが起こりやすいものを取り上げてみます。

 

◇自分ほど大変な問題を抱えている人間はいない。(だから人は自分を助けなければならない)

 

どうにも改善できない状態にあるから、「自分ではどうしようもない」といういいわけで自分を正当化しようとしているわけです。

 

だれでも多かれ少なかれ問題を抱えているものですが、普通はその程度にかかわらず何とかする方向に動き出そうとするわけです。

 

しかしこうした考えを持つ人は、自分で解決しようとすることを放棄して、自分はかわいそうな救助が必要な人間であることに逃げ込もうとしていしまいます。

 

もともと自分を被害者の役割に仕立てる癖があるのでしょうが、被害者で怯えているのも嫌になって、周りの人間が自分を救ってくれるべきであるという迫害者側に転じようとしているのです。

 

もちろん自分で対策を考えようとはしないわけで(対策はできないことにしているのですから)、考え方を変えない限り、自分ではここから脱出することができません。

 

またこのような考えを振り回されては、相手にする人はいい迷惑というものです。

 

 

しかし、最初はこのような被害者を演じる人に近づいてくるタイプの人がいるものです。

 

それは、困っている人を見て、なんとか救ってあげたいという救助役を演じやすい傾向のある人たちです。

そのような人にとって、「困っているんです」という訴えは放っておけないものですから、なんとか役に立てないかと思ってこのタイプの人に惹きつけられます。

 

しかし、やがて相手がいつまでたっても自立しようとしないことに気づくと、これ以上手助けをしていられないという気になってきます。

 

こうして最後は、被害者役は助けてくれなくなった救助者を非難し、救助者役はどうして自分が非難されることになったのか首をかしげながら、不愉快な思いをしてゲームが終了します。

 

救助しようと思った人にも、なにもできない相手を助ける立場に立つことで、自分の価値を見出そうとする弱点を持っているわけです。

 

話を最初に戻しますが、このような考え方は途中で現実に正面から向きあうことを回避するようになってしまい、本当には解決しないやり方で当面の自分を納得させようというごまかしを生み出すのです。

 

相手をしてくれるゲーム相手が存在する間はごまかせても、いずれどうにもならなくなるのはすでに見えているわけです。

 

自分がやっていることを客観的に見ることができるようになって、いままでの偽物のやり方では結局は解決できないことを認識しなければなりません。

 

いくら幻想をいだいても、現実は自分が実際にやったことしか実現しないことを、しぶしぶでも認められれば、先へ進む道も開けてくるのです。

 

いままでの習慣は簡単には変えられないでしょうが、何度か後戻りしつつも現実的な行動を取ることに軌道修正していけば、もはやゲームは不要になり自立の道が開けてくることでしょう。



◆役に立たない考えから抜けだそう(2)

自分の知らないことを他人がわかったように言っているのは許せない。

 

この考えの何が問題なのでしょうか。

気になる点は、「自分の知らないことが世の中に存在していては困る」と言いたいのではないかということです。

 

つまり、この世の中は自分が今理解しているようなことだけで成り立っていて欲しい。

自分の知らないことで、もっと正しくて重要な現実が存在するとなれば、いまのままの自分に甘んじていられないではないか。だから、余計なことを言い出さないでいて欲しいと思うわけです。

 

せっかくいまのやり方でなんとかやってきているのだから、もっと知っていないといけないことなど増やしたくない。だからそんなことを言うやつの意見はけしからん、封じ込めてしまうべきだと考えるのです。

 

これで十分と思ってしまったとき、その人は現状を守りに入ってしまい、変化を受け入れ拒否し始めます。

変化を拒むことは、生きることをやめてしまうことです。

 

この人は、さらに周りの世界に不満を募らせることになるのは眼に見えているのです。

 

 

たくさんの人に好かれていないと、みじめでダメな人間になってしまう。人に嫌われたと思うと、すぐに自己嫌悪に陥ってしまう。

たくさんがどの位なのかはわかりませんが、誰にでも好かれようと意見を合わせなければと思っているとすれば、自分は何もできなくなってしまうでしょう。

 

そもそも周りを少し見渡せば、同じ意見の人が揃っていることなどないことがすぐに分かるはずです。

自分をどんな立場に置こうと、意見の異なる人はいくらでも登場してきます。

 

相手から嫌われたとしても、嫌ったのは相手の選択であって自分がみじめに感じたり、間違っていると思わなければならない理由などないでしょう。

相手がどうしてあなたを嫌うのかを告げたとしたら、あなたがそれについてどう判断するかを考える。

相手の指摘が正しいと思えば、あなたは自分を変える選択を取ることができるし、正しくないと思うのなら、あなたにできることは何もありません。

嫌うのは相手の自由ですから、あなたはあなたで自分のことを進めていけばいいでしょう。

 

こんなことで自分を動けなくしてしまう自分をどう考えるかが問題です。

動きたくないから、言い訳していると思うのなら、そちらの方こそ自分を改めるべきことであるでしょう。

人に嫌われて自己嫌悪するよりも、自分で自分を裏切らないことの方が大事です。

 

そして、自分の考えでどんどん行動する人は、他の人の批判などでいちいち落ち込んでいる暇はないし、他人から好かれているかなど振り返る暇があったら、自分を自分で誇れるようなことをすることに時間を使うでしょう。

 

 

欲しいものは手に入れたいが、失敗はしたくない。

 

失敗せずに、全部の試合に勝ちたいとでも言うのでしょうか。

そんなことはできないことは、自分自身でよくわかっているはずです。

失敗と成功が入り交じっているのが現実だと分かっていながら、失敗の方だけ拒絶するのはわがままでしかないでしょう。

そうやって、失敗するかもしれない場面に立つことから逃げ出しているから、いつまでも失敗を怖がることになるのです。

 

まずはひとつ失敗するところからスタートしましょう。

これでもう失敗したから怖がることはありません。





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